株pkの選考を受けた話
就職活動も終わったので思い出話を。
【募集要項など】
そもそも株pkの募集人数は毎年若干名(5名前後)であり、志望する学生の数に比べて採用数が極端に少ないため難易度はかなり高いと思う。見た感じ中途採用がメイン?
また、書類締め切りの一次が1月初旬なので事前に調べておかないと気付いた時には終わってる、という場合もある。
(今年の就活解禁は4月だったのでかなり早い部類)
(↑冬休みに焦る僕)
一次締切り、という書き方をしたのはもちろん二次三次締切りもあるからなのだが、やはりいい人がいれば先に決めちゃうのが世の中の流れなので、もし少しでも興味があるなら早めに受けることを勧める。
【提出課題】
この企業の特徴として、応募には履歴書の他に提出課題を求められることがある。提出書類には自作の履歴書と企画書(こっちが重要)をセットで提出するため、一朝一夕の企画書だと通過は難しいだろう。(1月に募集開始するような会社を知っている時点で志望度が高い学生の企画書が多く集まっている)
企画書の内容は毎年「あなたの注目している技術、プロモーションなど3つ」と「その中で弊社のキャラクターと相性のいいもの1つ」を提案する内容となっている。そのため、1月以前よりネタになりそうなものに目を向け、事前に調べておく必要がある。
自分の場合は10月くらいから企画書を意識し始め、12月から取り組み始めた。そのとき書いたテーマは「VR・AR」「プロジェクションマッピング」「YouTuber」だったと思う。
正直ここで差をつけるしかないので、いかに自分の得意分野に繋げるかが勝負だと思う。論文もどきを自分で書いた時の文章を引っ張ってきて、データを持ってきて、なんとか興味を持ってもらえるよう文量を盛った。(私文並の発想)
結果としては書類選考を通過し、適性検査受験後、面接まで進むことができた。やったね!
この時点でかなり人数は絞られているようであり面接日程的に勝手に憶測すると、通過は最大で18人のようだった。
適性検査はテストセンターで受けさせられる例のアレ。よっぽどひどくなければ大丈夫なはず。
周りの友達何人かはみんな通ってないって聞いてたので、この頃の自分はワンチャンを想像して多分調子乗ってた。
(↑ワンチャンを期待してにやける僕)
迎えた面接当日はグループ面接であり、もちろん自分自身初の面接であったため、受験者同士のファーストインプレッションで負けないためにSAKEをキメてから臨むことに決めた。(池沼)
後にも先にもSAKEで優勝した面接はこれだけである。こうして僕は○本木ヒルズに構える本社へ昇っていった。
(↑SAKEで気が大きくなった僕)
【いざ面接へ】
一緒に面接を受けるのは野郎2人であり、どっちもウェイ系とはいえない見た目だった。(少し有利と感じる)
少しは見た目とコミュ力に努力値を振ってきたつもりだった自分はその後のペースを握ろうと待機している間、話を振る役をしていた。
そしてまあ大学の話になると1人は九州最強の大学でありもう1人は日本最強の大学院であることが判明。
ぅゅは私文だょぉ。。。(負けを確信)
実際学歴で採用することはないと思ってはいたが、学歴に差があると感じるならそれを埋めるだけのポテンシャルを感じさせる方向でアピールが必要だな、と感じた。
面接は本社の会議室の一室で行われ、採用担当の偉い人(聞き役)と採用担当の人(話し役)の2:3だった。会議室の名前は全てポケモンの名前がついており、ルカリ○ルームとかアチャ○ルームなど、かわいい名前であり部屋もぬいぐるみでいっぱいだった。
(余談ではあるが、サンリ○の本社で面接をした際は会議室は普通の名前であり部屋にぬいぐるみもなかった。ガラスにキ○ィちゃんがいるぐらい。)
ちなみに交通費は二次面接以降に進んだ際は配られるという話であり、九州の人は初回自腹だと嘆いていた。
面接の質問内容は好きなポケモン(緊張をほぐすための導入)と学生時代1番頑張ったことであり、すごくシンプルだった。
面接後にはフィードバックもあり、通らなかったことを確信しつつも他社の選考で生かせるから頑張ろう、と思えるいい面接であった。
もしもう一度受けるなら何をどう頑張ったかではなく、頑張ったことにより、そこから何を感じ、どう思ったかを上手く伝えられるかを面接官は見ているようだったので、そこに意識を当てて話をすればよかったと思う。