あらーきのPiece of Cake

ポケモン ダブル

2015.0710女の子に貢ぐ回

7月10日 

5限終わった後キャンパス内で1人の女の子を見かけた。その子は高校のころの同級生で、つい先日誕生日を迎えたことを僕はFacebookで知っていた(書き込みはしていない)。
なので一言「○○誕生日おめでとう」というありきたりな言葉をかけるだけのつもりだった。
そしてタイミングも何も考えず「(あだ名)誕生日おめでとう」と放った言葉は彼女の周囲にいた友だちとの会話に紛れて消えた。
ファーストコンタクト失敗。
しかしこのままだといるかもしれない観客に格好が付かないのでガルーラのごとくダブルアタックをしかける。今度は届いた。
「あ、きんぐ久しぶり!ありがとう!」
というテンプレ回答を貰ったところでぼくの足はサー席へと向かおうとしていた。
しかし彼女はそのまま続けて、
「ねえもう帰る?一緒に帰ろうよ^o^」
と言い出したのだ。
断る理由どころか昔は一緒に帰っていた仲だったので即座に帰宅ルートに変更。
周りの女の子たちは空気を読んだのかいつの間にか居なくなっていた。
 
ちなみに女の子はアニメ化したらたぶん俺物語の大和さんみたいな感じだと思う。
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正直かわいい。
まあかわいいから一緒に帰るし帰ってたんだけど。
 
大学生活どう?とか授業の話とかしてたら駅のホームについていた。
「せっかく誕生日に会えたから何かプレゼントしようと思ったんだけど、何も思いつかなかないまま駅着いちゃった! ごめん>_<」
「え、そんなのいーのにーw」
 
そこで閃いた。
 
「誕生日グリーン席とかどう?」
「なにそれwでも面白そう!」
 
その後大和さんのSuicaを借りてグリーン席購入しようとしたら機械が反応しない。どうやら1000円札しか反応しないらしい。不運にも手持ちには5000円札だけだった。近くの自販機で崩そうと試みるも自販機ですら5000円札非対応だった。日本は技術が進んでるのか進んでないのかわからない。
格闘してるうちに電車が来たので諦めて2人で電車に乗ることにした。
僕と大和さんの路線は同じだが彼女の家の方が遠い。高1の頃に大和さんを誘って自分の最寄りで降ろしてショッピングもしてたよねなんて昔話に花が咲いた。
 
随分積極的な昔の自分に焦る😅
 
そしたら今日もこっちの地元で降りようか、って話になったので地元で買えるプレゼントを考える。結局ケーキがいいかなってことで調べるとお店は19:30closeらしい。「このお店昔よく行ったんだよね〜」なんて話をしつつ電車よ急げと祈る。19:20駅着。
万一間に合わないと悲しいので電話をしてケア。「もうシャッター閉めるんですよ〜。もう閉めるんで店の横からピンポンしてください。」とキレ気味に言われる。ごめんなさい。
 
おまかせでケーキを4つピックしてもらったのでお金を払う。そのまま大和さんにプレゼント。
「え!?4つも?」
とびっくりしていた。大和さん家が4人家族だからだよ、と伝えると「な〜んだ、そういうことか!今からどこかで一緒に食べるんだと思ってた^^」と嬉しそうに言っていたのを覚えている。
その時、この嬉しそうな顔を見たいから僕は貢ぐんだなと感じた。
 
僕は女の子に貢ぐのが好きだ。
貢ぐという行為自体は好意を持たれたい、とか見返りを求めるものかも知れないけど(実際心のどこかでは求めてるのかもしれないけど)僕は違うと思う。
貢いだ金額はその女の子の時間を独占できることへの対価と考えている。その女の子の時間を買えて、なおかつ好感も買えるなんてお得じゃない?
 
結局見返り求めてるやん ワラ
 
まあ何が言いたいかって好きな人とか気になる人に何か貢ぎたいなら物を渡してハイ終わり、じゃなくて一緒の時間を過ごした方が楽しいよねって話。おわり
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